事例3: 水道局から修理を依頼されたと言って、修理代金を請求された

「水道局員」と名乗られると、肩書きにだまされてしまい、後からトラブルいなりかねません。まずは水道局員が自主的に家庭へ訪問することはないということを頭にしっかりと入れておきましょう。

このような手口が報告されています

「上下水道局職員を名乗り『使用水量のお知らせ』をみせて、現金をだまし取られた」

「上下水道局から工事を依頼されましたと言って『水が漏れているので直します。』と勝手に工事が始まってしまいました。その分の請求金額を、支払ってしまいました。」

「『水道局○○○会社です。1,000円円で錆びた蛇口を交換します』」と名乗る業者が訪ねてきて、ほしくもないのに高額な浄水器を押し売りされた」

「突然訪問してきて『水道の水質を検査したが悪かった』とこちらの不安をあおったあげく、高価な浄水器を無理矢理取り付けて代金払えと言われた。『外せない。』と言われ代金を払わせられた。 」

「水道局を名乗る者が訪問してきて『水道メータの交換を行った』と言って、高額な交換代金をだまし取られた。」

依頼をする前にこんなことに注意しましょう

上下水道局または上下水道局から委託を受けた会社が、「使用水量のお知らせ」で集金することはなく、また、工事代金を請求することはありません。上下水道局では、消費者からの依頼、あるいは事前の了承がない限り水道の検査・修繕は行っていません。

水道メーターの取り替えが必要な場合は、上下水道局から事前に文書で連絡したうえで、上下水道局の指定工事店または上下水道局職員が訪問する形をとっています。突然訪問してきたり、勝手に家に上がろうとするのはれっきとした犯罪ですので、警察を呼びましょう。また、料金を支払ってしまった場合は消費者生活センターへ相談しましょう。